サンドイッチはひとつだけ サンドイッチの定義 サンドイッチの豆知識

◎ パンの知識

 

○ パン、菓子の種類別 05/12/2018

サンドイッチはひとつだけ

 

アメリカでよく食べられている代表的な食べ物に、シカゴ風ピザハンバーガーホットドッグがあります。
この中で、サンドイッチの一種とされているのは、実はひとつだけなんです。
どれだかおわかりですか?
といっても、答えはアメリカ人に言わせるとであり、日本人の感覚ではありません。
アメリカ人による「これだけがサンドイッチだ!」というのをひとつお答えください。
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サンドイッチの定義は、「パンで具材(肉や野菜)を両側で挟んだもの」とあり、ピザは明らかにサンドイッチとは分類されません。
ハンバーガーは、サンドイッチです。はい、はっきりと。
(マクドナルドでも、ハンバーガーはサンドイッチの一種だと認めている。ただこれは、ジャンクフードと呼ばれるのを避ける意味もあるかと思われます)

ホットドッグは、アメリカで長年、「ホットドッグはサンドイッチなのか?」という激論を交わされてきましたが、近年(2015年)、ついに終止符が打たれました。
アメリカで最も権威あるナショナル・ホットドッグ・ソーセージ評議会が公式に発表したのです。
「ホットドッグを『単なるサンドイッチ』としてその重要性を貶めるなど、ダライ・ラマを『単なるおっさん』と呼ぶようなものだ。強制的にサンドイッチという区分に入れられ、その存在が軽んじられたこともあったが、もはやそのような時代は過ぎた」
ホットドッグをこよなく愛するアメリカ人にとって、サンドイッチの一部とされるのが、そうとう嫌だったようです。
前出のピザは、アメリカでは、「野菜」のようです。そんなバカな・・・。
ですが、国が認定しています。背景には利権や肥満問題があるようですが、むりやり感がすごい。
アメリカでは、ホットドッグとピザは国民食であり、それだけに色々、揉めることが多いのでしょうね。
ということで、正解は、ハンバーガーでした。(ホットドッグの件でアメリカだけでですよ)

 

○ パン、菓子の種類別 05/12/2018

サンドイッチの定義

 

サンドイッチの定義は、「パンで具材(肉や野菜)を両側で挟んだもの」です。
定義でいうと、オープンサンド(パンの上に具材を乗せた食べ物)はサンドイッチに分類されませんが、 微妙なところで、具材や乗せ方によって変わってくるとは思います。

タコス、ブリトーは、どうなのか? (具材を挟むトルティーヤはパンに分類されます)
アメリカの裁判で、「タコス、ブリトーはサンドイッチの一種なのか」の判決に司法判断はNOでした。
判事は、「サンドイッチに、ブリトーやタコス、ケサディーヤなども含まれるとは、一般的に考えられていない。ブリトーなどは、1枚のトルティーヤに、好みで肉や米、豆類などを包むのが普通だ」と指摘。
2枚にスライスしたパンではさむ点とトルティーヤ1枚で包む点で、サンドイッチとブリトーの間に違いがあると判断しました。
個人的にもタコス、ブリトーがサンドイッチの一種に分類されるかというとやっぱり違う気はする。独立したメキシコ料理です。
上記したようにオープンサンドがサンドイッチに分類されないとなると、非常にややこしいことになる。
オープンサンドでもサンドイッチとされているのはたくさんあります。
では、ピザもサンドイッチじゃね? と拡大解釈されると、これも困るわけです。
「ピザがサンドイッチの分類に含まれるとは一般的には考えられていない」上記の裁判風にいうと、こうなります。
「パン」自体、これはパンの種類なのか? と考え始めるとわけがわからなくなります。(関連項目は、何がパンなのか?です)

語源は、1765年イギリスの貴族、第4代サンドウィッチ伯爵ジョン・モンタギューにちなんで付けられたものが有名です。
誤解が多いのですが、モンタギューはサンドイッチを発明したわけでも推奨したわけでもありません。
徹夜の賭博をして、食事をする時間を惜しんで、パンに具材を挟んで食べたというエピソードも要職にあって多忙を極めていたために徹夜の賭博に割くような時間はなかったということです。
真相は、ある本の上記のゴシップから、このサンドイッチという名前が広まったとされています。
モンタギューが執務中でも食べやすいものとして、パンに具材を挟んだものを料理人によく注文していて、それを見ていた周りの人が同じものを注文するときに「サンドウィッチ伯爵と同じもの」という意味で使うようになり、それを知った本の作者がなぜか、賭博を関連させて書いたということでした。

イギリス、ケント州のサンドウィッチ(Sandwich)という港町は、サンドウィッチ伯爵家の領地でした。
サンドウィッチ伯爵家は現在も存続していて、近年、11代目とその息子がサンドイッチチェーン店を経営しています。
「Earl of Sandwich」というお店です。(Earlは英語で伯爵という意味)
アメリカ、ハリウッドでもチェーン店がオープンしました。(2008年)
1765年から250年ほどの長い年月を経て、サンドイッチの語源となった人物の子孫がそのお店の経営を始める。
ロマンがあるお話です。

 

○  パン、菓子の種類別 05/12/2018

サンドイッチの豆知識

 

ミックスサンドは、ハム、レタス、トマト、ゆで卵、キュウリなど多くの具材を使ったサンドイッチですが、「ミックスサンド」は和製英語です。英語では assorted sandwichesといいます。assorted (アソーティッドゥ)には「種類を取り揃えた」という意味があります。
日本で「◯◯サンド」というと、サンドイッチの略で、略するのは日本だけです。
サンドを「挟む、何かを挟んだもの」は、日本で通じますが、英語でそのような意味はありません。英語のサンドは、砂 (Sand)だけです。
mix sand というとセメントや砂の混合体(sand mix )のようになってしまいます。

日本の焼きそばは海外の人に大人気ですが、焼きそばが入ったパンは驚きと共にブーイングでした。
炭水化物に炭水化物なんてと。大阪ではうどん定食が普通にありますし、案外日本はそういうことを気にしません。
世界に数あるサンドイッチで、そういうものが他にないか調べてみると、ありました。
ワダパブ(インド)は、衣をつけて揚げたジャガイモをバンズで挟んだもの、ミトライエット(ベルギー)は、揚げた肉とフリッツ(フライドポテト)をバゲットで挟んだものです。
おいしいければ、炭水化物の重ね合わせも有効ですね! (関連項目は、珍パンです)

フルーツサンドはさすがに日本独特でしょう。パンをおやつとみる感覚がありますからね。動画でも絶賛されています。

サンドイッチのパンにマヨネーズを塗ることは多いですが、「味、風味付け具材の水気がパンに染み込むのを防ぐパンの乾燥を防ぐ
という効果があります。
マヨネーズ以外にも、バター、マーガリン、マスタード、クリームチーズなどがあります。必ずしも塗らないといけないということでもなく、パンに具材のソースを少し染み込ませたい場合など、塗らないこともよくあります。

食パンのサンドイッチを作るときに耳を切り落とすのは、日本人が多く、もともと食パンの耳は硬いから嫌いだという理由で、柔らかいパン好きが反映しているのではないかと思われます。
市販の食パンのサンドイッチは耳の切り落としが多いですが、家で作る場合は、切り落とすタイミングが重要です。
正解は、サンドイッチが完成して、できるだけ食べる直前にです。
なぜなら、食パンは耳を切り落とすと縮むのとパンの乾燥が早くなるからです。
市販のものは完全密封されているので、そうでもないですが、サンドイッチのパンが乾燥してパサパサになっていると極端に品質が落ちてしまいます。耳を落として保存するならラップで包むことをお薦めします。

パン屋で食パン10~12枚切りとしてカットしてもらうときは、耳付きと注文しましょう。切り落とした耳も捨てるのではなく、これでこれで使い道はあります。「パンの耳 使い道」などと検索してみてください。おいしそうなのがたくさんあるでしょう。逆にこれらを作りたいがために、サンドイッチを作るということもあるかもしれませんね。

 

 

 

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