誤用の言葉

◎ パンの知識

 

○ 言葉の基礎知識

誤用の言葉

 

バター」と聞いて、何を連想しますか?
「バターって、聞かれても、あのバターでしょう」
そう、あのバターです。

バターは、生乳100%で作らないといけないという厳しい定義あります。
なのに、マーガリンもバターと言われる。
なぜ、なんだー! 叫んでもみても昔からです。
バターは、広義的にマーガリンのことも指す。
そう納得しないといけない。話のニュアンスから判断するしかない。
マーガリンをバターと言ってはいけない、というのは、ほとんど無理です。
世間一般的に浸透しすぎています。

フレッシュバター(Fバター)は、塩不使用のバターの俗語です。
昭和時代の方が使った記憶があるが、最近は、あまり使わなくなったな。
なぜ、何でしょうね。

バターと並んで、誤用が世間の周知となっているのが、「生クリーム」です。
生クリームは、乳製品で液状のものと、ホイップして立てたものの
2つの意味がありますが、今回は立てた方です。

生クリームとホイップクリームの違いは、わかりますか?
生クリームは、乳脂肪のみを原料にして作られたものです。
香り高く、口溶けや口当たりは最高で、「純生クリーム」と、いわれます。
純粋な生なんですよ! むちゃくちゃおいしいです。

なのに、ホイップクリームも生クリームと世間で呼ばれ浸透しています。
ホイップクリームは、乳脂肪に植物油や乳化剤、安定剤などの添加物を加えて
作られたものです。似ているけど、全然、違うものです。

生クリーム使用と書かれていても、ほとんどはホイップクリームです。
生クリームで、イチゴが乗っているって、あり得ないですから!
酸で、生クリームはすぐに溶けます。

生クリームが食べたいな、と思っても、管理の難しさや消費期限の短さもあって、
商品化されたものは、なかなかお目にかかりません。
昔、食べたあの香り高く、口溶けの良い純生クリームを求めています。

以前、これは本物だと遠くまで買いに行ったけど、ホイップクリームだった。
なんでやねん! ひとりグチて寂しくしているのであった。

 

 

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